立冬とCKD

2016年11月8日

11月7日は立冬で、暦の上では冬の始まりでしたね。

日中は暖かいものの、朝晩の冷え込みが厳しい今日この頃です。

 

さて、CKD48を皆さんご存知でしょうか?

そう、あのアイドルグループの・・・ではなく(笑)

「超くまモン大好き!」の略です・・・とうわけでもなく(笑)

CKDとは慢性腎臓病のことです。

そして、「48」が示すものとは?

「糖尿病は4人に一人、慢性腎臓病は8人に一人」の48です!

 

このネーミングは熊本市民病院の宮中先生が考案されたもので、覚えやすいのでぜひ広めてください(笑)

 

全国的に腎不全による人工透析者が増加していますが、なかでも熊本市は人工透析患者数の割合が全国と比べ高い水準にあります。

そこで熊本市医師会や腎臓専門医などの関係機関との協働による取り組みを開始しました。

これは腎機能の低下してきた方や、尿蛋白の出ている患者さんを早期に腎臓専門医に紹介してもらい、連携して治療に臨むシステムです。

そしてこの取り組みの結果、新規透析患者さんの減少という目に見える形で効果がでています。

 

このグラフは平成26年度までの結果ですが、今年はさらに効果が出ているそうです!

この調子で啓発活動に取り組みましょう~♪

 

透析にならない話をここまで書いてきましたが、すでに透析されている方でここのページを見ている方もいらっしゃるかと思います。

透析しながらあなたが元気な一生を送れるようサポートするのが我々の仕事です。

そしてまた透析にならずに元気に一生を送れるようにサポートするのも我々の仕事です。

 

そんなやりがいに満ちた腎臓内科に来たれ、若人よ~(結局、このオチ・・(笑))!

それではまた!

 

 

 

 

 

 



熊本大学医学部附属病院 腎臓内科 〒860-8556 熊本県熊本市中央区本荘1丁目1-1  TEL.096-373-5164

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