腎臓学会は、日本の腎臓に関わる学会の中で一番大きな学会であるわけですが、
世界的に有名な海外の先生を多数お招きしています。
先日学会前に熊本まで起こしいただいたクレイマン先生もその一人ですが、
学会の後にR.Tyler Miller先生が来熊して下さいました。
ミラー先生は米国クリーブランドのケースウェスタンリザーブ大学の教授でいらっしゃって、
シグナル伝達という細胞内の分子ネットワークによる情報伝達について世界的にご高名な先生です。
ミラー先生と奥様のデボラさんです。
奥にはガイドを勤めて下さった熊本在住のローザさん。
阿蘇山中岳火口をご案内しました。大変興味深そうに火口を眺めていらっしゃいました。
ここ最近は火山活動が活発なようでガスの濃度が高くなると規制がかかって火口まで入れない日が続いていましたが、
なんとこの日は規制なし。
先生とデボラさんはとてつもない幸運の持ち主のようです。
やはり持っている人間は違いますねえ。
黒川温泉でお風呂上りのお二人です。
好奇心も旺盛な先生で日本の文化のそのままに触れたいと、
“ONSEN”をご所望でしたのでお連れしました。
やっぱり露天風呂はイイですね。
熊本城の武者返しを見上げる先生です。
お茶目さんですね。
そっとしておきましょう。
熊本城大天守からの眺めも堪能していただきました。
私達の大学病院はこっちですよ、と説明して差し上げました。
その後私達の研究室までお連れしました。
冨田教授とお話になっています。
私たちの研究についてご意見をいただく時間が取れなかったのが残念です。
その後は講堂の山崎記念館でご講演をいただきました。
熊本での滞在を楽しんでいただけたでしょうか。
このようなご高名な先生をご案内できる幸運を得ることができて大変光栄です。
実は今回のミラー先生の来熊が実現したのは、私達の研究室に先生のもとに留学をしていた先輩がいるからなんですね。
前回クレイマン先生がおいでくださったのも、個人的なつながりがあったからこそです。
人と人のつながりというのは素敵ですね。
私もそのおこぼれに預かることができたのも、先輩たちのおかげなわけで、
上の人たちの人間関係の延長線上に、私たちも入れていただけたということなんですね。
私も後輩に何かを与えられるような、広い人間関係がつくれるとすばらしいですね。
これから頑張ります。
しかし、まあ、
世界広しといえども、ミラー先生と一緒に温泉に入った人間は私たちくらいでしょう。(ドヤァ