研究内容– category –
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浸透圧変化を介した腎恒常性維持機構の解明と高血圧・慢性腎臓病治療への応用
腎臓の重要な役割の一つである、尿の濃縮は、尿細管が皮質ー髄質間でヘアピンカーブを形成する特殊な構造に基づいた、対向流増幅系とよばれる機序によって成り立つ。皮質から髄質にかけて、非常に高度な浸透圧勾配が形成され、この浸透圧勾配によって、... -
ナトリウム利尿ペプチド系の腎障害抑制機序解明と腹膜透析療法長期継続を目指す治療法開発
1.ナトリウム利尿ペプチド系の腎保護メカニズムの解明 ナトリウム利尿ペプチドANP、BNPは心臓より分泌される環状ペプチドで、guanylyl cyclase-A (GC-A)受容体を介してナトリウム利尿ならびに血管拡張作用を有します。当研究室ではナトリウム利尿ペプチ... -
腹膜透析における腹膜機能維持と合併症軽減を目指した臨床研究
末期腎不全における腎代替療法の一つとして腹膜透析があります。一般的な血液透析と比較し、食事制限が緩く通院回数が少ないため患者のQOLは高いものの、本邦における維持透析療法に占める腹膜透析の 割合は約3%にしかすぎません。その原因の... -
腎集合尿細管における酸排泄機序の解明と慢性腎臓病(CKD)治療への応用
本研究の目的は腎集合尿細管間在細胞における詳細な酸(H+)排泄機序を解明することです。生体内では、食事、細胞代謝により産生される不揮発性酸(硫酸、硝酸、リン酸)により常に酸(H+)が負荷されますが、腎臓のH+排泄機能により血液は弱アルカリ... -
セリンプロテアーゼと上皮型Naチャネルを標的とした新規降圧治療薬の開発
糸球体で濾過されたNaは通常99%が尿細管で再吸収され、生体内のNaバランスが維持されています。上皮型Naチャネル(ENaC)は主に集合尿細管に存在し、濾過されたNaの約3%を再吸収することで体内のNaバランスを最終的に調節しており、その遺伝子異常によって... -
自然炎症に着目した腎疾患進展メカニズムの解明と新規診断・治療法の開発
内因性リガンドと病原体センサー間の相互作用による慢性炎症(自然炎症)は生活習慣病やガンなど現代病の分子基盤としてその重要性が認知されてきている一方で、腎臓における役割は不明でした。糖尿病性腎症は1998年以降、透析導入原疾患の...
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